<< アカバナ科(Onagraceae) アカテツ科(Sapotaceae) >>

アカネ科(Rubiaceae)

 植物科別勉強中、今回はアカネ科です。アカネ科で馴染みのある花と言うと、クチナシ、サンタンカ、ペンタスというところでしょうか。
 写真提供にご協力をいただいているM-flower5さん、mintogreenさんは日本に在住の方です。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。

アカネ属(Rubia)
・アカネ(Rubia argyi(syn. R. akane))
(解説)日本から朝鮮半島、中国に分布。蔓性多年草。根は古い時代から茜染めの原料とされてきた。茜色とは「アズキ」の種皮のような濃い赤紫色のこと。
(写真はありません。)

オオフタバムグラ属(Diodia)
・オオフタバムグラ(大双葉葎)(Diodia teres)、英名:Buttonweed
(解説)北アメリカが原産。日本にも第二次大戦後帰化している。撮影:タイ
d0096455_8422271.jpg


カイラルセニア属(Kailarsenia)
・カイラルセニア・リネアタ(Kailarsenia lineata)
(解説)詳細不明。クチナシに似ている。撮影:タイ
d0096455_16451114.jpg


クチナシ属(Gardenia)
・クチナシ(Gardenia jasminoides)、英名:Gardenia、Cape jasmine
(解説)日本や台湾、中国に分布。葉は楕円形で先が尖り、対生する。6月から7月ごろ、枝の先端に芳香のある白い花を咲かせる。撮影:M-flower5さん
e0031500_1250260.jpg

・オオヤエクチナシ(大八重梔子)(Gardenia jasminoides cv. fortuneana)
(解説)中国、九州が原産。欧米で改良され、逆輸入された。撮影:日本
e0031500_10581494.jpg


コーヒーノキ属(Coffea)
・コーヒーノキ(Coffea arabica)、英名:Coffee
(解説)アフリカのエチオピアが原産。現在、世界中で飲まれているコーヒーの90パーセント近
くが、このアラビカ種。別名で、「アラビカコーヒー」とも呼ばれる。撮影:ブラジル

(コーヒーノキの花)
d0096455_952123.jpg

(コーヒーノキの実)
d0096455_9522138.jpg


コンロンカ属(Mussaenda)
・コンロンカ(崑崙花)(Mussaenda parviflora)
(解説)種子島から台湾、中国南部に分布。黄色い小さな筒状花を散房状に咲かせ、それぞれの花の萼片の1個が白く大きくなる。撮影:タイ
d0096455_4573176.jpg

d0096455_17501915.jpg

・ヒゴロモコンロンカ(緋衣崑崙花)(Mussaenda erythrophylla)、英名:Red flag bush
(解説)コンゴ、ザイールが原産。撮影:タイ
e0031500_12494377.jpg

・ムッサエンダ・フィリピカ(Mussaenda philippica)
(解説)フィリピンやニューギニアが原産。白色の大きな萼片が特徴。撮影:タイ
d0096455_4414050.jpg

(ピンクの萼片の園芸種)
e0031500_13441327.jpg

・ムッサエンダ・ルテオラ(Mussaenda luteola)、英名:Yellow mussaenda
(解説)スーダンの東部が原産。別名で「ウスギコンロンカ」(薄黄崑崙花)とも呼ばれる。撮影:マレイシア
d0096455_4403871.jpg


サンタンカ属(Ixora)
・サンタンカ(山丹花)(Ixora chinensis)、英名:Chinese ixora
(解説)中国やマレイシアが原産。園芸品種も多く、オレンジ色やピンクそれに黄色、白色といった花色がある。撮影:ドバイ
e0031500_1249291.jpg

・イクソラ・コッキネア(Ixora coccinea)
(解説)インドが原産。多くの変種や園芸品種があり、花色もピンクや黄色、オレンジなどいろいろ。撮影:タイ
e0031500_12485153.jpg

・イクソラ・ダッフィー(Ixora duffii)、英名:Giant red ixora、Malay ixora
(解説)中国の南部からマレー半島、それにスマトラ島やミクロネシアのカロリン諸島に分布。サンタンカ属の仲間では花が最も大きく、色は濃赤。種間交雑種がかなりあり、桃色花もある。撮影:タイ
d0096455_1521348.jpg

・キバナサンタンカ(黄花山丹花)(Ixora coccinea var. lutea)、英名:Yellow flame of the woods、Yellow ixora
(解説)インドが原産。サンタンカの変種。撮影:タイ
d0096455_10155785.jpg

・シロバナサンタンカ(白花山丹花)(Ixora parviflora)
(解説)インド、ビルマが原産。撮影:ベトナム
e0031500_12484268.jpg


ネルテラ属(Nertera)
・コケサンゴ(苔珊瑚)(Nertera granadensis)、英名:bead plant
(解説)中南米、ニュジーランドが原産。花、葉よりも小さく可愛い果実を鑑賞する。実の大きさは3mm程度です。撮影:オランダ
e0031500_12483091.jpg


ハクチョウゲ属(Serissa)
・ハクチョウゲ(白丁花)(Serissa japonica)、英名:Tree of a thousand stars
(解説)中国、台湾、インドシナ半島に分布。日本では沖縄だけ自生。撮影:日本
e0031500_12481915.jpg


ハメリア属(Hamelia)
・ハメリア・パテンス(Hamelia patens)、英名:Firebush、Scarlet bush、Hummingbird bush
(解説)アメリカのフロリダ州から西インド諸島、中央アメリカそれにパラグアイからボリビアに分布。一年を通して、枝先に集散花序をつけ、赤橙色の筒状花を咲かせる。撮影:タイ
e0031500_12474865.jpg


ハリフタバ属(Spermacoce)
・ナガバハリフタバムグラ(長葉針双葉葎)(Spermacoce assurgens、Borreria laevis Griseb)
(解説)熱帯アメリカが原産。今では熱帯地域に帰化している。日本では沖縄で見られる。撮影:タイ
d0096455_1116223.jpg


ヒジハリノキ属(Oxyceros)
・ヒジハリノキの一種(Oxyceros horridus)
(解説)タイ北部に分布しているようです。詳細は不明です。撮影:タイ
e0031500_1250112.jpg


ヒナソウ属(Houstonia)
・トキワナズナ(Houstonia caerulea)
(解説)北アメリカが原産。別名で「ヒナソウ」(雛草)とも呼ばれる。撮影:M-flower5さん
e0031500_12473493.jpg


フタバムグラ属(Hedyotis)
・ハシカグサ(麻疹草)(Hedyotis lindleyana var. hirsuta)
(解説)日本、中国、東南アジアに分布。名前は、葉が乾くと赤褐色に変色し、その様子が発疹に見えるということから。撮影:タイ
d0096455_15251847.jpg


ヘクソカズラ属(Paederia)
・ヘクソカズラ(屁糞葛)(Paederia scandens)
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。別名に「サオトメバナ」(早乙女花)、「ヤイトバナ」(灸花)がある。撮影:日本
e0031500_1559361.jpg


ペンタス属(Pentas)
・ペンタス(草山丹花)(Pentas lanceolata)
(解説)東アフリカからアラビア半島が原産。「クササンタンカ」(草山丹花)と呼ばれる。撮影:タイ
e0031500_12471020.jpg


マネッティア属(Manettia)
・マネッティア(Manettia luteorubra/Manettia inflata)、英名:Firecracker vine
(解説)パラグアイからウルグアイが原産。夏に香りのある小さな花を咲かせる。和名では「アラゲカエンソウ」(粗毛火焔草)」と呼ばれる。撮影:mintogreenさん
e0031500_12465521.jpg


モリンダ属(Morinda)
・ヤエヤマアオキ(八重山青木)(Morinda citrifolia)
(解説)東南アジアが原産の常緑低木で、沖縄でも見られる。ノニとも呼ばれ、大変薬効に優れたもの。撮影:タイ
e0031500_1246465.jpg


ヤエムグラ属(Galium)
・ヤエムグラ(八重葎)(Galium spurium var. echinospermon)、英名:Catchweed
(解説)世界中に広く分布。名前は、葉が輪生し、幾重にも折り重なって生えるところから。撮影:イラン
e0031500_12463649.jpg


ルクリア属(Luculia)
・アッサム・ニオイザクラ(アッサム匂い桜)(Luculia pinceana)、英名:Luculia
(解説)ネパールから中国の雲南省が原産。名前は、特にインドのアッサム地方のカシー高原に自生することから。撮影:mintogreenさん
e0031500_12462681.jpg

[PR]
by FlowerPhotos | 2006-11-28 15:13 | Comments(3)
Commented by 異邦人 at 2009-01-29 00:48 x
突然で失礼します。すばらしいHPだと思います。だた、アカキナノキの花の写真は、違っていませんか。まず赤いはず。そして、サツマイナモリを小さくしたような花の形だったと思います。
Commented by えるだま at 2009-02-04 12:38 x
異邦人さん、こんにちは。^^
ご指摘ありがとうございました。調べたところ、何かの勘違いのようです。
正しくは、Oxyceros horridusというヒジハリノキ属のものでした。詳細はよく分かりませんが、タイの北部に分布するようです。
Commented by fix credit at 2010-01-26 16:45 x
The information here is great. I will invite my friends here.

Thanks
<< アカバナ科(Onagraceae) アカテツ科(Sapotaceae) >>