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アブラナ科(Brassicaceae)

 植物科別勉強中、今回はアブラナ科です。アブラナ科は観賞用植物だけでなく、野菜の種類の多い科です。身近な科と言えるでしょう。
 写真提供にご協力いただいているM-flower5さん、mintogreenさん、nekocchiさんは日本に在住の方です。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。

アブラナ属(Brassica)
・アブラナ(油菜)(Brassica campestris)、英名:Wild turnip
(解説)「ナノハナ」は菜花の総称。別名で「ナタネ」とも呼ばれ、種子から菜種油がとれる。撮影:日本
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・キャベツ(球菜・甘藍)(Brassica oleracea var. capitata)、英名:Cabbage
(解説)ヨーロッパの地中海沿岸が原産。和名では「タマナ」(球菜)、または「カンラン」(甘藍)と呼ばれる。撮影:日本
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・ケール(Brassica oleracea L. var.acephala DC.)、英名:Kale、Collard
(解説)地中海沿岸が原産。和名では「ハゴロモカンラン」と呼ばれる。撮影:日本
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・コールラビ(蕪甘藍)(Brassica oleracea var. gongylodes)、英名:Kohlrabi
(解説)ヨーロッパの南・西部の地中海沿岸が原産。和名では「カブカンラン」(蕪甘藍)と呼ぶ。肥大化した茎を食用とする。撮影:日本
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・セイヨウアブラナ(西洋油菜)(Brassica napus)、英名:Colza、Rape
(解説)ヨーロッパの地中海沿岸が原産。日本へは明治のはじめに導入された。撮影:イラン
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・ハナナ(花菜)(Brassica rapa var. amplexicaulis)
(解説)ヨーロッパが原産。ハナナは観賞用あるいは食用(花蕾を食べる)に改良されたもの。撮影:日本
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・ハボタン(葉牡丹)(Brassica oleracea var. acephala)、英名:Flowering kale、Ornamental kale
(解説)ヨーロッパが原産。ケールと呼ばれる非結球キャベツが祖先。日本へは江戸時代に渡来した。その後さまざまに改良されている。黄色い花が咲く。撮影:イラン
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・ブロッコリー(Brassica oleracea var. botrytis)、英名:Broccoli
(解説)ヨーロッパの地中海沿岸が原産。キャベツの変種。ローマ時代から食用。撮影:日本
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・カリフラワー(Brassica oleracea var. botrytis)、英名:cauliflower
(解説)ヨーロッパでケールから改良された。ブロッコリーと同じ学名。日本へは明治初年に米国から導入。ビタミンCが豊富。撮影:日本
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アラセイトウ属(Matthiola)
・ストック(紫羅欄花)(Matthiola incana)、英名:Stock
(解説)南ヨーロッパが原産。和名では、「アラセイトウ」(紫羅欄花)と呼ばれる。野生のものは一重咲きが普通。園芸種では八重咲きが主流で、ピンク、緋紅、紫、白と花色も多彩。撮影:イラン
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イオノプシディウム属(Ionopsidium)
・イオノプシディウム・アカウレ(Ionopsidium acaule)、英名:Violet cress、Diamond flower
(解説)ポルトガルが原産。イベリス属の近縁。花には芳香がある。撮影:mintogreenさん
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イベリス属(Iberis)
・イベリス(常磐薺)(Iberis sempervirens)、英名:Evergreen candytuft
(解説)イベリス属は地中海沿岸から西アジア、北アフリカにかけて分布。和名は「トキワナズナ」(常磐薺)。英名では「キャンディタフト」。撮影:オランダ
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オランダガラシ属(Nasturtium)
・クレソン(オランダ芥子)(Nasturtium officinale)、英名:Watercress
(解説)ヨーロッパが原産だが、今では世界各地に帰化している。日本へは明治時代のはじめに渡来。和名では「オランダ芥子」、「西洋芹」などがある。撮影:nekocchiさん
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キバナスズシロ属(Eruca)
・ルッコラ(黄花清白)(Eruca vesicaria ssp. sativa)、英名:Rocket、Salad rocket
(解説)地中海沿岸が原産。ごまのような風味をもつ、サラダ向きのハーブ。野生種の花が黄色なので和名では「キバナスズシロ(黄花清白)」と呼ばれる。撮影:mintogreenさん
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サメラリア属(Sameraria)
・サメラリア(Sameraria)
(解説)イランの山地でみつけたものです。マメグンバイナズナに似ていますが、詳細は不明です。撮影:イラン
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ショカツサイ属(Orychophragmus)
・ハナダイコン(花大根)(Orychophragmus violaceus)、英名:Chinese violet cress
(解説)中国東部から朝鮮半島が原産。日本へは江戸時代に渡来し、今では帰化している。別名で、「ムラサキハナナ」(紫花菜)、「ショカツサイ」(諸葛菜)、「オオアラセイトウ」(大紫羅欄花)とも呼ばれる。撮影:日本
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ダイコン属(Raphanus)
・ハマダイコン(浜大根)(Raphanus sativus var. raphanistroides)、英名:Wild radish
(解説)ダイコンが野生化したもののようです。根はあまり太くならず、食用には向かない。撮影:イラン
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タネツケバナ属(Cardamine)
・タネツケバナ(種漬花)(Cardamine flexuosa)、英名:Wavy bittercress
(解説)世界中の温帯から暖帯に分布。別名で「コメナズナ」(米薺)と呼ばれる。撮影:イラン
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ナズナ属(Capsella)
・ナズナ(薺)(Capsella bursa-pastoris)、英名:Shepherd's purse
(解説)世界中に広く分布。別名、「ペンペングサ」。撮影:日本
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ニオイアラセイトウ属(Erysimum)
・ニオイアラセイトウ(匂い紫羅欄花)(Erysimum cheiri)
(解説)南ヨーロッパが原産。現在ではヨーロッパをはじめ小アジアにまで広がっている。別名で「ウォールフラワー」とも呼ばれる。撮影:イラン
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ニワナズナ属(Lobularia)
・スイートアリッサム(庭薺)(Lobularia maritima)、英名:Sweet alyssum
(解説)ヨーロッパの南部、地中海沿岸が原産。和名では「ニワナズナ」(庭薺)と呼ばれる。園芸品種も多く、白色のほか、赤色やピンク、紫色の花色がある。撮影:イラン
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(拡大写真)
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マルコルミア属(Malcolmia)
・バージニア・ストック(Malcolmia maritima)、英名:Virginia stock
(解説)地中海沿岸地方が原産。ストックの一重咲き に似ているので、バージニアストックというが、別属。花の色は咲き始めは白く、後にピンクや紫に変化していく。撮影:イラン
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ヤマガラシ属(Barbarea vulgaris)
・ハルザキヤマガラシ(春咲き山芥子)(Barbarea vulgaris)、英名:Yellow rocket
(解説)ヨーロッパが原産。現在では北半球の冷温帯地域を中心に広く分布。別名で「セイヨウヤマガラシ」(西洋山芥子)とも呼ばれる。撮影:イラン
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by FlowerPhotos | 2006-11-29 11:55 | Comments(0)
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