植物科別勉強中、今回はアヤメ科です。アヤメ科は比較的大きなグループです。
写真提供にご協力をいただいているM-flower5さん、mintogreenさん、宇宙和里さん、nekocchiさん、MAKIANDさんは日本に在住の方です。 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。 アザギスイセン属(Freesia) ・フリージア(Freesia sp.) (解説)南アフリカが原産。現在、ふつうに栽培されているのは、すべて種間交配種(F. x hybrida)。品種改良が進んでいて、花は黄色のほか、赤色やピンク、白色など豊富。日本に渡来したものが淡黄色だったため「アサギズイセン」という名前があったが、現在は使われていない。撮影:イラン アシダンセラ属(Acidanthera) ・アシダンセラ(Acidanthera) (解説)エチオピアが原産。白い星型の花に中央に紫褐色の斑紋が特徴。撮影:M-flower5さん アヤメ属(Iris) ・アヤメ(菖蒲)(Iris sanguinea)、英名:Iris (解説)日本、朝鮮半島、中国東北部、シベリアに分布。名前は、外花被片の基部が黄色く紫色の綾目模様があることから。白い花の「シロアヤメ」もある。写真はまだありません。 ・イリス・ダンフォルディエ(Iris danfordiae)、英名:Reticulata iris (解説)トルコが原産。矮性で、高さは10~15センチほど。撮影:オランダ ・カキツバタ(杜若)(Iris laevigata)、英名:Water iris (解説)日本、朝鮮半島、中国、シベリアに分布。5月から6月ごろ、青紫色の花を咲かせる。内花被片が細く直立すること、外花被片の中央部に白色の斑紋があることが特徴。撮影:nekocchiさん ・キショウブ(黄菖蒲)(Iris pseudoacorus)、英名:Yellow flag (解説)西アジアからヨーロッパが原産。日本へは明治時代に渡来。撮影:日本 ・シャガ(射干)(Iris japonica)、英名:Crested iris、Fringed iris (解説)日本の本州から四国、九州に分布。湿り気のある林の中や、谷沿いに生育し、日陰を好む。別名で「コチョウカ」(胡蝶花)とも呼ばれる。撮影:日本 ・ヒメシャガ(姫射干)(Iris gracilipes) (解説)日本の固有種。撮影:M-flower5さん ・ジャーマンアイリス(Iris cv)、英名:Tall bearded iris (解説)「ドイツアヤメ」をもとに多くの種を交配して改良されたアイリス。花色は大変に豊富で、内花被片は大きく発達し、外花被片にひげ状の突起があるのが特徴。撮影:イラン ・ダッチアイリス(Iris x hollandica)、英名:Dutch iris (解説)ヨーロッパ南部が原産の「スパニッシュアイリス」を中心に複雑な種間交配を繰り返されて作出された品種群。ふつうに「アイリス」といえばこの品種群をさす。撮影:日本 ・ハナショウブ(花菖蒲)(Iris ensata)、英名:Japanese water iris (解説)日本に分布する「ノハナショウブ」から改良された園芸種。花は紫色、藤色、紅紫色、桃色、白色などのほかに絞りやぼかし、覆輪などと豊富にある。撮影:日本 ・ブラックアイリス、英名:Black iris (解説)ヨルダンの国花。撮影:宇宙和里さん イクシア属(Ixia) ・イクシア(Ixia hybrid)、英名:African corn-lily、Wand flower (解説)南アフリカが原産。春から夏にかけて、ピンクや赤色、紫色、黄色そして白色などの花を咲かせる。撮影:MAKIANDさん グラジオラス属(Gladiolus) ・グラジオラス(オランダ菖蒲)(Gladiolus hybridus)、英名:Sword lily (解説)南アフリカが原産。19世紀の中頃からイギリスやオランダで改良されたものが主流。別名で「オランダアヤメ」(菖蒲)とも呼ばれる。撮影:イラン クロッカス属(Crocus) ・クロッカス(Crocus sp.)、英名:Crocus (解説)地中海沿岸や小アジア地方が原産。写真はカスピ海周辺の山岳地帯に自生してるものを撮影したものです。撮影:イラン ゲチリス属(Gethyllis) ・ゲチリス・アフラ(Gethyllis afra) (解説)南アフリカが原産。球根植物。白い茎のようなものは花筒。地面から直接花が出ている。秋になると葉が出てくる。撮影:MAKIAND ソンガリカ属(songarica) ・ソンガリカ(songarica) (解説)イランの荒野に自生しているものです。詳細は不明です。撮影:イラン チグリジア属(Tigridia) ・タイガーアイリス(Tigridia pavonia)、英名:Tiger Iris (解説)中米メキシコ、グアテマラが原産。「チグリス」はラテン語で虎の意味。花の中心に虎斑がみられる。撮影:タイ ニワゼキショウ属(Sisyrinchium) ・ニワゼキショウ(庭石菖)(Sisyrinchium atlanticum)、英名:Eastern blue-eyed grass (解説)北アメリカが原産。日本へは明治時代の中頃に渡来。花は白色、紫色、紅色、青紫色などあるが、中心部は黄色。撮影:日本 ・シシリンキウム(Sisyrinchium sp.)、英名:Blue eyed grass (解説)ニワゼキショウ属は、アメリカ大陸とその周辺に100種ほどが分布している。写真は園芸品種の「カリフォルニアスカイ」のようです。撮影:日本 ヒオウギ属(Belamcanda) ・ヒオウギ(檜扇)(Belamcanda chinensis)、英名:Blackberry lily (解説)日本、台湾、中国に分布。蒴果の中に真っ黒な種子があり、「烏玉」(ぬばたま)と呼ばれる。撮影:ベトナム ヒメヒオウギズイセン属(Crocosmia) ・ヒメヒオウギズイセン(姫檜扇水仙)(Crocosmia×crocosmiiflora ) (解説)南アフリカ原産のヒオウギズイセンとヒメトウショウブの雑種。別名で「モントブレチア」とも呼ばれる。撮影:八丈島 メラスファエルラ属(Melasphaerula) ・メラスファエルラ・ラモサ(Melasphaerula ramosa) (解説)南アフリカが原産。春に穂状花序の黄色い花を咲かせる。撮影:MAKIANDさん
by FlowerPhotos
| 2006-11-29 13:09
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