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イネ科(Poaceae)

 植物科別勉強中、今回はイネ科です。イネ科で馴染みのある植物は多いものの、花として観賞するものは少ないようです。
 写真提供にご協力いただいているM-flower5さんは日本に在住の方です。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、 ”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。

アゼガヤ属(Leptochloa)
・アゼガヤ(Leptochloa chinensis)
(解説)日本、中国、マレーシア、インド、オーストラリアに分布。水田の畦に多く繁殖する。撮影:日本
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エノコログサ属(Setaria)
・アキノエノコログサ(秋の狗尾草)(Setaria faberi)、英名:Foxtail grass
(解説)日本、朝鮮半島、中国、極東ロシアに分布。花期が8月から11月ごろと、「エノコログサ」より遅い。撮影:日本
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・エノコログサ(狗尾草)(Setaria viridis)、英名:Green bristle grass
(解説)ヨーロッパから東アジアにかけて分布。関東地方では「猫じゃらし」とも呼ばれる。撮影:ドバイ
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ウラハグサ属(Hakonechola)
・風知草(Hakonechola macra)
(解説)日本の固有種。別名で「ウラハグサ」(裏葉草)とも呼ばれる。学名は「箱根産の草」という意味。撮影:日本
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オカメザサ属(Shibataea)
・オカメザサ(阿亀笹)(Shibataea kumasaca)、英名:Ruscus-leaved bamboo
(解説)日本の特産種。名前は笹だが、笹ではなく竹類。名前は、浅草の酉の市でこの竹竿におかめの面を下げることから。撮影:M-flower5さん
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オガルカヤ属(Cymbopogon)
・レモングラス(Cymbopogon citratus)、英名:Lemon grass
(解説)インドやスリランカの熱帯地域が原産。レモンに似た香りがある。別名で「レモンガヤ」とも呼ばれる。撮影:日本
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カラスムギ属(Avena)
・カラスムギ(烏麦)(Avena fatua)
(解説)ヨーロッパから西アジアが原産。古代にムギなどの畑作とともに伝来したとされる史前帰化植物の1つ。撮影:イラン
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コバンソウ属(Briza)
・コバンソウ(小判草)(Briza maxima)
(解説)ヨーロッパが原産。日本へは明治時代に渡来。別名で、「タワラムギ」(俵麦)とも呼ばれる。撮影:nekocchiさん
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・ヒメコバンソウ(姫小判草)(Briza minor)、英名:Little quaking grass
(解説)ヨーロッパが原産。日本へは江戸時代の末期に渡来。別名で「スズガヤ」(鈴茅)とも呼ばれる。撮影:nekocchiさん
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ジュズダマ属(Coix )
・ジュズダマ(数珠玉)(Coix lacryma-jobi)、英名:Job's tears
(解説)インドの東部からインドシナ半島、インドネシアの熱帯地域が原産。撮影:日本
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ススキ属(Miscanthus)
・ススキ(薄)(Miscanthus sinensis)、英名:Eulalia
(解説)東アジアに広く分布。風になびく穂が、けものの尾のように見えることから尾花とか、刈り取って萱葺き屋根としたことから萱とも呼ばれる。撮影:日本
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・タカノハススキ(鷹の羽薄)(Miscanthus sinensis cv. Zebrinus)、英名:Zebra grass
(解説)園芸種。横に黄みのかかった白い斑が入るものが「タカノハススキ」。別名で「ヤハズススキ」(矢筈薄)とも呼ばれる。撮影:日本
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チカラシバ属(Pennisetum)
・パープルファウンテングラス(Pennisetum setaceum 'Rubrum')、英名:Purple fountain grass
(解説)園芸種。狐の尻尾のように見える。穂が白いものは銀狐と呼ばれる。撮影:mintogreenさん
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チヂミザサ属(Oplismenus)
・チヂミザサ(縮み笹)(Oplismenus undulatifolius)、英名:Wavyleaf basketgrass、Spicate armgrass
(解説)世界の温帯から亜熱帯に広く分布。名前は、葉が「ササ」に似ていて、縁が「縮織」(ちぢみ)のようにうねっていることから。撮影:日本
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(拡大写真)
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トウモロコシ属(Zea)
・トウモロコシ(玉蜀黍)(Zea mays)、英名:Corn、Sweet corn
(解説)南アメリカのアンデス山麓が原産だと考えられている。15世紀末にコロンブスによってヨーロッパに伝えられ、アジアには16世紀のはじめ、日本へは安土桃山時代に渡来。撮影:ルーマニア
(雌花)
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(雄花)
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シロガネヨシ属(Cortaderia)
・シロガネヨシ(白銀葭)(Cortaderia argentea)、英名:Panpas grass
(解説)南アメリカが原産。別名で「パンパスグラス」とも呼ばれる。長毛があって美しいのは雌株とのこと。撮影:スペイン
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・コルタデリア(Cortaderia)
(解説)シロガネヨシ属の植物。イランの公園で発見したものです。撮影:イラン
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スズメノチャヒキ属(Bromus)
・イヌムギ(犬麦)(Bromus catharticus)
(解説)南アメリカが原産。写真はイランの荒野で撮影したものです。撮影:イラン
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ナガハグサ属(Poa)
・スズメノカタビラ(雀の帷子)(Poa annua)、英名:Annual bluegrass
(解説)世界中に分布。スズメノカタビラという和名のスズメは小さいことを意味し、カタビラは裏地のない単衣の着物を意味している。撮影:日本
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メダケ属(Pleioblastus)
・メダケ属(Pleioblastus)
(解説)中国原産の寒山竹と思われますが、確かではありません。イランでは滅多に竹や笹をみかけませんが、写真のものは公園にあったものです。撮影:イラン
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ラグラス属(Lagurus)
・ラグラス(Lagurus ovatus)
(解説)地中海沿岸が原産。別名、「ウサギノオ」(兎の尾)、「ウサギノシッポ」(兎の尻尾)。撮影:ノルウェー
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by FlowerPhotos | 2006-11-29 14:12
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