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キク科(Compositae)(1)

 植物科別勉強中です。キク科は大変大きな科です。それだけ身近な花が多いということなのでしょう。
 写真提供にご協力いただいているM-flower5さん、mintogreenさん、nekocchiさんは日本に在住の方です。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。


アキノキリンソウ属(Solidago)
・セイタカアワダチソウ(背高泡立草)(Solidago altissima)、英名:Tall goldenrod
(解説)北アメリカが原産。日本へは明治時代に観賞用として導入された。第二次世界大戦後に帰化が始まった。 撮影:イラン
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アキノノゲシ属(Lactuca indica)
・アキノノゲシ(秋の野芥子)(Lactuca indica)、英名:Indian lettuce
(解説)東アジア、東南アジアに広く分布。日本では人の住むところにしか生えていないことから、古い時代に大陸から帰化したものと考えられている。撮影:日本
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・リーフレタス(葉苣)(Lactuca sativa var. crispa)、英名:Cutting lettuce、Leaf lettuce
(解説)野生種から改良されたもの。中世以降、地中海沿岸地方で発達。日本へは明治時代に導入された。撮影:日本
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アザミ属(Cirsium)
・ナンブアザミ(南部薊)(Cirsium nipponicum)
(解説)本州、中部地方以北に分布。「タイアザミ」も変種の一つ。形態の変異が非常に大きいそうです。撮影:nekocchiさん
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・ノアザミ(野薊)(Cirsium japonicum)、英名:Japanese thistle
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。アザミの仲間で春咲くのはこの「ノアザミ」だけ。撮影:イラン
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・メンアザミ
(解説)大きなアザミです。花の直径は10cm以上あります。イランの荒野に生えています。撮影:イラン
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・アザミ属の植物(Cirsium)
(解説)イランの荒野に生えているアザミの一つです。名称は不明です。撮影:イラン
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(別種)
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アゼトウナ属(Crepidiastrum)
・ホソバワダン(細葉海菜)(Crepidiastrum lanceolatum)
(解説)四国、島根以南に分布。沖縄では「ニガナ」とも呼ばれる。撮影:八丈島
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イズハハコ属(Conyza) 
・アレチノギク(荒地野菊)(Conyza sumatrensis)
(解説)南アメリカが原産。日本へは明治時代中期に渡来し、帰化。写真のものは、オオアレチノギクの可能性が高い。撮影:日本
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エキナケア属(Echinacea)
・ムラサキバレンギク(紫馬簾菊)(Echinacea purpurea)
(解説)北アメリカが原産。馬簾(ばれん)というのは,纏(まとい)の飾りとして彩色した細長い紙などを垂らしたもの。撮影:ノルウェー
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エゾギク属(Callistephus)
・アスター(蝦夷菊)(Callistephus chinensis)、英名:China aster
(解説)中国北部からシベリアが原産。シオン(アスター)属ではない。別名で「エゾギク」(蝦夷菊)とも呼ばれる。撮影:日本
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エゾコウゾリナ属(Hypochaeris)
・ブタナ(豚菜)(Hypochaeris radicata)、英名:Cat's ear
(解説)ヨーロッパが原産。日本へは昭和のはじめに渡来。別名で「タンポポモドキ」。撮影:日本
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オオセンボンヤリ属(Gerbera)
・ガーベラ(アフリカ千本槍)(Gerbera jamesonii)、英名:Transvaal daisy、African daisy
(解説)南アフリカが原産。19世紀の終わりからヨーロッパで改良が重ねられてきている。撮影:イラン
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・ガーベラの野生種
(解説)写真は、撮影:パプアニューギニアでmintogreenさんの撮影したもの
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オオハンゴンソウ属(Rudbeckia)
・オオハンゴンソウ(大反魂草)(Rudbeckia laciniata)、英名:Corn flower
(解説)北アメリカが原産。「ルドベキア」という名前は、スウェーデンの植物学者ルドベックにちなんだもの。撮影:ルーマニア
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・ルドベキア(Rudbeckia tricolor)
(解説)オオハンゴンソウの園芸種。撮影:イラン
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・ルドベキア・タカオ(Rudbeckia triloba)、英名:brown eyed Susan
(解説)北アメリカが原産。撮影:日本
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・ルドベキア・アイリッシュアイ(Rudbeckia hirta)、英名:Gloroisa daisy, Irish eye
(解説)園芸種。花の中心が緑色~淡褐色。撮影:日本
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オグルマ属(Inula)
・オグルマ(Inula britannica ssp. japonica)
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。日当たりのよい湿った草地や湿地に生える。名前は、放射状に出た舌状花を小さい車に喩えたもの。撮影:MAKIANDさん
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オステオスペルマム属(Osteospermum)
・アフリカンデージー(Osteospermum cv.)、英名:African daisy
(解説)アラビア半島から南アフリカにかけての熱帯・亜熱帯地方に分布。別名で「オステオスペルマム」とも呼ばれる。撮影:八丈島
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オゾタムヌス属(Ozothamnus)
・ライスフラワー(Ozothamnus diosmifolius)、英名:Rice flower
(解説)オーストラリアのニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州の海岸地帯に自生。名前は、米粒のような小さな花を密集して咲かせることから。撮影:日本
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オナモミ属(Xanthium)
・オオオナモミ(大雄生揉)(Xanthium occidentale)、英名:Noogoora burr
(解説)北アメリカが原産。日本へは昭和時代初期に渡来。今では都会を中心に広く分布。撮影:日本
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オニタビラコ属(Youngia)
・オニタビラコ(鬼田平子)(Youngia japonica)、英名:Oriental false hawksbeard
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。撮影:日本
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・ヤクシソウ(薬師草)(Youngia denticulata)
(解説)東アジアから、インドネシア、インドに分布。山野の伐採地や崩壊地などにふつうに見られる。撮影:日本
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オランダセンニチ属(Spilanthes)
・オランダセンニチ(オランダ千日)(Spilanthes acmella)、英名:Toothache plant
(解説)アフリカおよび南アメリカの熱帯地方が原産。日本へは江戸時代の後期に渡来。葉には山椒のような風味があり、香辛料として利用される。撮影:タイ
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・スピランテス・オレラシア(Spilanthes oleracea f. fusca)、英名:para cress
(解説)南米が原産。オランダセンニチの一種。江戸時代から栽培されている。愛称、「タマゴボール」。撮影:日本
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ガザニア属(Gazania)
・ガザニア(勲章菊)(Gazania splendens)
(解説)南アフリカが原産。和名は「クンショウギク」(勲章菊)。園芸品種が多く、花色も黄色やオレンジ色、白色、ピンク色など豊富。撮影:イラン
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カッコウアザミ属(Ageratum)
・アゲラタム(Ageratum houstonianum)、英名:Ageratum、Floss flower
(解説)メキシコからペルーが原産。和名では「オオカッコウアザミ(大かっ香薊)」と言う。花色には青紫、紫、ピンク、白がある。撮影:イラン
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・カッコウアザミ(Ageratum conyzoides)
(解説)熱帯アメリカが原産。現在では熱帯地域に広く分布。沖縄には帰化しているという。撮影:タイ
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キオン属(Senecio)
・サワギク(沢菊)(Senecio nikoensis)
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。花後、果実の冠毛がそのままついているので「ボロギク」(襤褸菊)とも呼ばれる。撮影:日本
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・ハンゴンソウ(反魂草)(Senecio cannabifolius)、英名:Aleutian ragwort
(解説)日本、朝鮮半島、中国それにサハリンやカムチャッカ半島に分布。撮影:ルーマニア
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・シネラリア(Senecio cruenta)、英名:Cineraria
(解説)大西洋のカナリア諸島が原産。別名で「サイネリア」、「フウキギク」(富貴菊)とも呼ばれる。撮影:イラン
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・シロタエギク(Senecio cineraria)、英名:Cineraria、Dusty miller
(解説)地中海沿岸が原産。耐寒性が強いので、冬の花壇の縁取りにも使われる。撮影:イラン
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・マーガレットアイビー(Senecio macroglossus cv.Variegatum)、英名:Cape Ivy Natal Ivy
(解説)南アフリカが原産。葉がアイビーの形をしている。撮影:mintogreenさん
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・ノボロギク(野襤褸菊)(Senecio vulgaris)
(解説)ヨーロッパが原産。一年中咲いているが、春から夏に多い。撮影:イラン
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・グリーンネックレス(Senecio rowleyanus)、英名:Green necklace
(解説)南西アフリカが原産。キク科にしては珍しい多肉植物。撮影:イラン
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(拡大写真)
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・メキシコサワギク(メキシコ沢菊)(Senecio confusus)、英名:Mexican Daisy
(解説)メキシコが原産。熱帯性の蔓性木本。別名で、「キバナツルギク」(黄花蔓菊)とも呼ばれる。撮影:八丈島
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キク属(Chrysanthemum)
・イソギク(磯菊)(Chrysanthemum pacificum)、英名:Ajania
(解説)関東地方南部から東海地方、伊豆諸島に分布。撮影:日本
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・ハナイソギク(花磯菊)(Chrysanthemum x marginatum)
(解説)イソギクと野生種との自然交雑種。撮影:日本
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・キク(菊)(Dendranthema grandiflorum)、英名:Chrysanthemum
(解説)キク科キク属の植物は世界で200種ほどある。日本へは古い時代に朝鮮を経由して渡来した。撮影:イラン
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・ノースポール(Chrysanthemum paludosum 'North Pole')、英名:Mini marguerite、Snow daisy
(解説)北アフリカ・ヨーロッパが原産。日本へは1970年に導入。花はまだ寒い1月ごろから初夏まで長期間咲き続ける。撮影:日本
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・ムルチコーレ(Chrysanthemum multicaule)
(解説)アルジェリアが原産。黄色い花を咲かせ、花壇用として人気がある。撮影:M-flower5さん
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・マーガレット(木春菊)(Chrysanthemum frutescens)、英名:Marguerite
(解説)大西洋にあるカナリア諸島が原産。日本へは明治時代に渡来。撮影:日本
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・ピンポン菊
(解説)園芸種。撮影:ベトナム
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嵯峨菊
(解説)嵯峨菊は、嵯峨天皇の御代に、自生していた嵯峨野独特の野菊を永年にわたって洗練し、「天・地・人」の微妙な配置に仕立て上げたもの。色は嵯峨の雪(白)、右近橘(黄)、小倉錦(朱)、藤娘(桃)などの淡色が多い。撮影:M-flower5さん
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(色違い)
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キクイモモドキ属(Heliopsis)
・キクイモモドキ(姫向日葵)(Heliopsis scabra)、英名:Orange sunflower、Rough heliopsis
(解説)北アメリカが原産。日本へは明治時代に渡来。別名で「ヒメヒマワリ」(姫向日葵)と呼ばれる。撮影:ルーマニア
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キクニガナ属(Cichorium)
・チコリ(菊苦菜)(Cichorium intybus)、英名:Chicory
(解説)ヨーロッパの北部が原産。古くから野菜として栽培され、現在ではユーラシアや北アメリカにまで広く帰化している。和名では「キクニガナ」と呼ばれる。撮影:イラン
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キツネアザミ属(Hemistepta)
・キツネアザミ(狐薊)(Hemistepta lyrata)
(解説)日本、朝鮮半島、中国、インド、オーストラリアなどに広く分布。道端や空き地などに生える。撮影:nekocchiさん
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キナーラ属(Cynara)
・アーティチョーク(朝鮮薊)(Cynara scolymus)
(解説)地中海沿岸やカナリー諸島が原産。大きな蕾のなかにある軟らかい萼と花托が食用にされる。和名で「チョウセンアザミ」(朝鮮薊)と呼ばれる。撮影:イラン
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・カールドン(Cynara cardunculus )、英名:Cardoon
(解説)南ヨーロッパ地中海沿岸が原産。アーティチョークのような花を咲かせる。撮影:日本
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キンセンカ属(Calendula)
・キンセンカ(金盞花)(Calendula officinalis)、英名:Pot marigold
(解説)地中海沿岸が原産地。ヨーロッパでは昔、食用や化粧品、虫さされの薬として使用。撮影:イラン
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・寒咲きカレンジュラ(Calendula arvensis)
(解説)南ヨーロッパが原産。園芸種。園芸では「冬知らず」と呼ばれ、和名では「ヒメキンセンカ」(姫金盞花)とも呼ばれる。撮影:日本
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グンデリア属(Gundelia)
・グンデリアアザミ(Gundelia tournefortii)
(解説)植物全体がとげとげしている。イランでは茎や根を食用にする。撮影:イラン
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コウシニア属(Cousinia)
・コウシニア(Cousinia thomsonii)
(解説)イランの荒野に生えているものです。撮影:イラン
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コゴメギク属(Galinosoga)
・ハキダメギク(掃溜菊)(Galinosoga ciliata)、英名:Hairy galinsoga
(解説)中央・南アメリカが原産。今では世界中に広く帰化している。日本へは大正時代に渡来。撮影:イラン
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(拡大写真)
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コスモス属(Cosmos)
・コスモス(秋桜)(Cosmos bipinnatus)、英名:Cosmos
(解説)原産地はメキシコ。日本には明治の始めに渡来。和名では「アキザクラ」(秋桜)と呼ばれる。撮影:ルーマニア
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・キバナコスモス(Cosmos sulphureus)
(解説)原産地はメキシコ。花色には黄色のほか、オレンジ色や朱赤色もある。撮影:タイ
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・チョコレートコスモス(Cosmos atrosanguineus)
(解説)メキシコが原産。撮影:mintogreenさん
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コトブキギク属(Tridax)
・コトブキギク(寿菊)(Tridax procumbens)、英名:Coat Buttons
(解説)中央アメリカが原産。今では世界中に分布。撮影:タイ
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サンシチソウ属(Gynura)
・ギヌラ(Gynura aurantiaca)、英名:Purple velvet plant
(解説)インドネシアのジャワ島が原産。別名で「ビロードサンシチ」(天鵞絨三七)とも呼ばれる。撮影:イラン
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(花の写真・・・mintogreenさんの撮影です。)
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シオン属(Aster)
・イナカギク(田舎菊)(Aster semiamplexicaulis)
(解説)本州、東海地方以西から四国・九州に分布。撮影:八丈島
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・クジャクソウ(孔雀草)(Aster pilosus)、英名:Frost aster
(解説)北アメリカ原産。日本には昭和30年代に導入。別名で「シロクジャク」とも呼ばれる。撮影:日本
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・ノコンギク(野紺菊)(Aster ageratoides var. ovatus)、英名:Wild chrysanthemum
(解説)日本では、本州、四国、九州に分布。名前は、野に咲く紺色の「キク」ということから。撮影:日本
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・ホウキギク(箒菊)(Aster subulatus)、英名:Annual aster
(解説)北アメリカが原産。日本へは1910年に帰化が確認された。現在は各地に分布。撮影:日本
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・ミヤコワスレ(都忘れ)(Aster savatieri cv.)、英名:Aster savatieri
(解説)日本原産の「ミヤマヨメナ(深山嫁菜)」の栽培品種。江戸時代から改良されてきた。花色には、紫、ピンク、白、淡青色などがある。撮影:日本
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・ユウゼンギク(友禅菊)(Aster novi-belgii)、英名:Michaelmas daisy
(解説)北アメリカの東部が原産。日本へは明治時代の中ごろに渡来。名前は、花色が友禅染のように鮮やかなことから。撮影:日本
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・シオン属の野草(Aster)
(解説)イランの荒野で撮影したものですが、名称まで同定できませんでした。撮影:イラン
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by FlowerPhotos | 2006-11-30 19:45
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