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キンポウゲ科(Ranunculaceae)

 植物科別勉強中、今回はキンポウゲ科です。キンポウゲ科で馴染みのある花と言うと、アネモネ、クレマチス、オダマキ、フクジュソウというところでしょうか。
 写真提供にご協力をいただいているM-flower5さん、nekocchiさん、MAKIANDさんは日本に在住の方です。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。


イチリンソウ属(Anemone)
・アネモネ(牡丹一華)(Anemone coronaria)、英名:Windflower
(解説)南ヨーロッパの地中海沿岸が原産。和名では「ボタンイチゲ」(牡丹一華)と呼ばれる。撮影:イラン
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・イチリンソウ(一輪草)(Anemone nikoensis)
(解説)日本に広く分布。別名で「イチゲソウ」(一華草)とも呼ばれる。撮影:M-flower5さん
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・キクザキイチゲ(菊咲き一華)(Anemone pseudo-altaica)
(解説)菊咲きのアネモネ。撮影:オランダ
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・シュウメイギク(秋明菊)(Anemone hupehensis var. japonica)、英名:Japanese anemone
(解説)中国が原産。日本には古い時代に渡来、帰化している。撮影:日本
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・フタマタイチゲ(二又一華)(Anemone dichotoma)
(解説)北海道、サハリン、千島、シベリア、ヨーロッパの亜寒帯の海岸や湿原に生える。撮影:M-flower5さん
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エランティス属(Eranthis)
・キバナセツブンソウ(黄花節分草)(Eranthis cilicica)
(解説)地中海東部が原産。花びらのように見えるのは萼。撮影:オランダ
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オウレン属(Coptis)
・バイカオウレン(梅花黄蓮)(Coptis quinquefolia)
(解説)本州の太平洋側、四国、台湾に分布。3月から5月ごろ、花柄を伸ばして梅に似た白い花を咲かせる。花弁のように見えるのは萼片。撮影:M-flower5さん
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オキナグサ属(Pulsatilla)
・オキナグサ(翁草)(Pulsatilla cernua)、英名:Nodding anemone
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。果実には白い長い毛がある。名前は、これを翁の頭に見立てたことから。撮影:M-flower5さん
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オダマキ属(Aquilegia)
・セイヨウオダマキ(西洋苧環)(Aquilegia vulgaris)、英名:Columbine、European crowfoot
(解説)北ヨーロッパからシベリアに広く分布。古くから栽培されているため、交配改良された園芸品種も数多い。撮影:イラン
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・ミヤマオダマキ(深山苧環)(Aquilegia flavellata var. pumila)
(解説)日本、南千島やサハリン、朝鮮半島北部に分布。撮影:日本
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カラマツソウ属(Thalictrum)
・アキカラマツ(秋落葉松)(Thalictrum minus var. hypoleucum)、英名:なし
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。花弁のように見えるのは萼片。撮影:日本
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・カラマツソウ(落葉松草)(Thalictrum aquilegifolium var. intermedium)
(解説)日本の各地に分布。花弁のように見えるのは、へら状になったおしべ。名前は、花が「カラマツ」の葉に似ていることから。撮影:日本
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キンポウゲ属(Ranunculus)
・ウマノアシガタ(馬の脚形)(Ranunculus japonicus)、英名:Mao gen
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。名前は、根生葉の形が馬の蹄に似ていることから。別名で「キンポウゲ(金鳳花)」とも呼ばれる。撮影:日本
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・キツネノボタン(狐の牡丹)(Ranunculus silerifolius)
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。撮影:八丈島
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・タガラシ(田枯らし)(Ranunculus sceleratus)、英名:Celery-leaved buttercup
(解説)北半球に広く分布。有毒成分を含む。撮影:日本
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・ハナキンポウゲ(花金鳳花)(Ranunculus asiaticus)
(解説)西アジア、トルコ地方が原産。花びらが幾重にも取り囲む。赤、ピンク、黄色、橙色、白などが多い。撮影:イラン
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・ヒメリュウキンカ(姫立金花)(Ranunculus ficaria)、英名:Lesser celandine
(解説)ヨーロッパの地中海沿岸から小アジアに分布。名前は、花や葉が日本の「リュウキンカ」に似ていることから。写真は野生のものです。撮影:イラン
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・ラナンキュラス・ポリアンテモス(Ranunculus polyanthemos)
(解説)イランの高原地域でみつけたものです。詳細不明。撮影:イラン
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クロタネソウ属(Nigella)
・クロタネソウ(黒種草)(Nigella damascena)、英名:Love-in-a-mist、Fennel flower
(解説)ヨーロッパ南部の地中海沿岸から北アフリカに分布。日本には江戸時代に渡来。花弁のように見えるのは萼片。撮影:日本
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セツブンソウ属(Shibateranthis)
・セツブンソウ(節分草)(Shibateranthis pinnatifida)
(解説)本州の関東地方から広島県にかけて分布。花弁のように見えるのは萼片。撮影:M-flower5さん
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センニンソウ属(Clematis)
・センニンソウ(仙人草)(Clematis terniflora)、英名:Virgin's bower、Japanese clematis
(解説)日本各地と中国の南部にかけて分布。撮影:ルーマニア
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・クレマチス(Clematis hybrida)、英名:Clematis
(解説)「クレマチス」は、日本原産の「カザグルマ」と中国原産の「テッセン」、それにヨーロッパ原産の品種を交配した園芸品種。撮影:ノルウェー
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・クレマチス・アンスンエンシス(clematis yunnanensis)
(解説)中国が原産。「アンスンエンシス」は旧名、「ユンナネンシス」に改められた。撮影:M-flower5さん
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・クレマチス・モンタナ(Clematis montana)、英名:Anemone clematis、Indian's virgin's bower
(解説)中国の雲南・四川・湖北省からヒマラヤ、それに台湾と広く分布。蔓性で他の樹木などによじ登る。撮影:日本
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デルフィニウム属(Delphinium )
・デルフィニウム(Delphinium)
(解説)園芸種。和名は「ヒエンソウ」(飛燕草)。花色は青が一般的だが、空色や青紫、淡紫、桃、紅、白、黄、橙などがある。撮影:イラン
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・オオヒエンソウ(大飛燕草)(Delphinium grandiflorum)、英名:Dwarf Chinese delphinium
(解説)中国北部からモンゴル、シベリアが原産。園芸品種が多数作出されている。距のあるものとないものがある。写真のものは園芸種。撮影:日本
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・セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)(Delphinium anthriscifolium)
(解説)中国が原産。日本へは明治時代に渡来。今では帰化して各地に分布する。撮影:nekocchiさん
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トリカブト属(Aconitum)
・ハナトリカブト(花鳥兜)(Aconitum chinense)
(解説)中国が原産。別名で「カラトリカブト」(唐鳥兜)とも呼ばれ、薬用の目的で輸入された。冷涼な気候を好む。撮影:MAKIANDさん
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バイカカラマツソウ属(Anemonella)
・バイカカラマツソウ(梅花落葉松草)(Anemonella thalictroides)、英名:Rue anemone
(解説)アメリカ北東部の森林地帯が原産。バイカカラマツとは別属。撮影:M-flower5さん
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フクジュソウ属(Adonis)
・フクジュソウ(福寿草)(Adonis amurensis)、英名:Pheasant's eye、Amur adonis
(解説)東アジアが原産。普通には3月から5月ごろ、鮮やかな黄色の花を咲かせる。別名で、「ガンジツソウ」(元日草)とも呼ばれる。撮影:M-flower5さん
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・野生のアドニス属(Adonis)
(解説)イランの荒野に咲くフクジュソウ属の野生の花。撮影:イラン
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ヘレボルス属(Helleborus)
・クリスマスローズ(Helleborus niger)、英名:Christmas rose
(解説)ヨーロッパのアルプスやバルカン半島の北西部に分布。英国ではクリスマスの時期に咲く。撮影:日本
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ミスミソウ属(Hepatica)
・ユキワリソウ(雪割草)(Hepatica nobilis var. japonica)
(解説)中部地方から西日本、九州北部に分布。別名は「ミスミソウ」(三角草)。撮影:M-flower5さん
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by FlowerPhotos | 2006-12-01 11:48
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