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クマツヅラ科(Verbenaceae)

 植物科別勉強中です。今回は比較的写真が集まっているクマツヅラウ科を対象にしてみました。クマツヅラ科でよく知られている花と言えば、ランタナ、バーベナでしょうか。
 写真提供にご協力をいただいているM-flower5さん、mintogreenさんは日本に在住の方です。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。


アビセニア属(Avicennia)
・マルバヒルギダマシ(Avicennia officinalis)
(解説)東南アジア、パプアニューギニアに分布。マングローブの前面群落を構成する高木。撮影:タイ
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イワダレソウ属(Lippia)
・メキシカンスイートハーブ(Lippia dulcis)、英名:Aztec sweet herb
(解説)メキシコから中央アメリカにかけて分布。アステカの時代から、風邪や咳、気管支炎の薬として利用されてきた。撮影:日本
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カリガネソウ属(Caryopteris)
・カリガネソウ(雁金草)(Caryopteris divaricata)
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。8月から10月ごろ、青紫色の花をまばらに咲かせる。別名「ホカケソウ」。撮影:M-flower5さん
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・ダンギク(段菊)(Caryopteris incana)、英名:Blue beard
(解説)九州西部から対馬、朝鮮半島南部、中国南部に分布。名前は花が段々に咲き、葉は「キク」に似ることから。撮影:M-flower5さん
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クサギ属(Clerodendrum)
・イボタクサギ(Clerodendrum inerme)
(解説)南西諸島以南の熱帯アジア、太平洋諸島、オ-ストラリアの海岸や川岸などに分布。撮影:タイ
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・クサギ(臭木)(Clerondendrum trichotomum)、英名:Harlequin glorybower、Peanut bush
(解説)日本、朝鮮半島、中国にかけて分布。花はいい香りだが、枝や葉を傷つけると悪臭がある。ピーナッツ・ブッシュの名前は、欧米ではピーナッツバターのように匂いを感じるということから。撮影:ルーマニア
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・ゲンペイクサギ(源平臭木)(Clerodendrum thomsonae)、英名:Glorybower、Bleeding heart vine
(解説)西アフリカが原産。別名で「源平蔓」、「源平木」と呼ばれる。撮影:タイ
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・ベニゲンペイカズラ(紅源平葛)(Clerodendrum x speciosum)、英名:Java glory bean
(解説)ゲンペイクサギとベニバナクサギを交配した種間交雑種。撮影:タイ
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・ボタンクサギ(牡丹臭木)(Clerodendrum bugei)、英名:Glory flower
(解説)中国の南部からインド北部に分布。枝や葉に臭気がある。撮影:ルーマニア
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・パゴダフラワー(Clerodendrum paniculatum)、英名:Pagoda Flower
(解説)東南アジアが原産。葉は、大きく、光沢があり、3つに切れている。1.5cmくらいの橙赤色の花が、頂上から円錐形にたくさん着く。撮影:タイ
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・ヤエザキクサギ(八重咲き臭木)(Clerodendrum chinense)、英名:Honolulu rose、Stickbush、Glory bower
(解説)中国の南部からベトナム北部にかけて分布。高さは2メートルほどになり、四角形の枝には剛毛が密生している。撮影:タイ
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・クレロデンドロム・インディクム(Clerodendrum indicum)、英名:Turk's turban、Tubeflower、Skyrocket
(解説)マレー群島が原産。現在では広く植栽されている。果実は核果で、濃いメタリックブルーをしている。撮影:mintogreenさん
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・クレロデンドルム・ウガンデンセ(Clerodendrum ugandense)、英名:Blue butterfly flower、Glory bower
(解説)アフリカのウガンダから旧ローデシアにかけて分布。5個の花弁のうち、4個は空色、1個は濃い青紫色。撮影:八丈島
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・クレロデンドロムの一種(Clerodendrum)
(解説)詳細不明。タイで野草として生えていました。撮影:タイ
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クマツヅラ属(Verbena)
・ヤナギハナガサ(柳花笠)(Verbena bonariensis)、英名:Purpletop verbena
(解説)南アメリカのブラジルからアルゼンチンに分布。別名で「三尺バーベナ」とも呼ばれる。このほかに花冠が小さく、萼筒からわずかに花筒がでる程度の「ダキバアレチハナガサも帰化している。撮影:日本
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・バーベナ(Verbena x hybrida)、英名:Verbena
(解説)クマツヅラ属の園芸品種の総称。別名で「美女桜」とも呼ばれる。撮影:ノルウェー
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シタレキシラム属(Citharexylum)
・シタレキシラム・スピノスム(Citharexylum spinosum)
(解説)詳細不明。花には芳香がある。撮影:タイ
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シチヘンゲ属(Lantana)
・ランタナ(七変化)(Lantana camara)、英名:Common lantana
(解説)亜熱帯アメリカ原産。日本へは江戸時代に渡来。時間が経つにつれて花の色が変わることから七変化という名になった。撮影:イラン
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・コバノランタナ(Lantana montevidensis)
(解説)南米が原産。関東以西では露地植えが可能。淡紅紫色の花を咲かせる。撮影:八丈島
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・ムラサキランタナ(紫ランタナ)(Lantana lilacina)
(解説)熱帯アメリカのブラジルが原産。ふつうのランタナように花の色が変化することはなく、桃紫色が長く残る。撮影:スペイン
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タイワンレンギョウ属(Duranta)
・タイワンレンギョウ(台湾連翹)(Duranta repens)、英名:Sky flower、Golden dew drop
(解説)北アメリカ南部から南アメリカにかけて分布。園芸種では「デュランタ」と呼ばれ、濃紫色のものは「タカラヅカ」という品種。撮影:タイ
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チークノキ属(Tectona)
・チークノキ(Tectona grandis)、英名:チーク
(解説)高さ30~45mになる落葉性の高木。また熱帯産の樹木であるが、乾期には成長が止まるので年輪がある。撮影:タイ
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ペトレア属(Petrea)
・ペトレア・ウォルビリス(Petrea volubilis)、英名:Sandpaper vine、Purple wreath
(解説)中央アメリカが原産。茎の先端に総状花序をつけ、紫色の花を咲かせる。花は2~3日で萎むが、青色の萼片が長く残り、灰色に変わる。撮影:マレイシア
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ホナガソウ属(Stachytarpheta)
・スネークウィード(Stachytarpheta indica)、英名:Snake Weed
(解説)南アメリカが原産。東南アジアに帰化している。花は下から順番に咲く。撮影:タイ
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ホルムショルディア属(Holmskioldia)
・チャイニーズハット(Holmskioldia sanguinea)、英名:Chinese hat plant
(解説)インドやヒマラヤにかけての亜熱帯地方が原産。高さは2~3メートルになる。撮影:マレイシア
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・ホルムショルディア・テッテンシス(Holmskioldia tettensis)、英名:Tahitian hat plant
(解説)アフリカが原産。水分と十分な日差しがあれば、一年中開花する。撮影:mintogreenさん
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ムラサキシキブ属(Callicarpa)
・ムラサキシキブ(紫式部)(Callecarpa japonica)、英名:Japanese beautyberry
(解説)北海道南部以南の日本各地に分布。名前は、この果実をすがたを紫式部に見立てたもの。撮影:日本
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・コムラサキ(小紫)(Callicarpa dichotoma)、英名:Purple beautyberry
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。ムラサキシキブに比べて全体に小柄。撮影:日本
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(コムラサキの実)
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・シロシキブ(白式部)(Callicarpa dichotoma var. albi-fructus)
(解説)本州の中部地方以西から朝鮮半島、中国に分布。「コムラサキ」の変種で、「シロミノコムラサキ」(白実の小紫)ともいう。撮影:日本
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・オオムラサキシキブ(大紫式部)(Callicarpa japonica Thunb. var. luxurians Rehd.?)
(解説)葉が大きく、花も密集している。学名は、別に存在すると思われる。撮影:タイ
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by FlowerPhotos | 2006-12-01 12:33
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