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ケシ科(Papaveraceae)

 植物科別勉強中、今回はケシ科です。ケシは阿片の原料となるので、日本では栽培禁止に指定されている品種があります。
 写真提供にご協力いただいているM-flower5さん、nekocchiさんは日本に在住の方です。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。


エオメコン属(Eomecon)
・シラユキゲシ(白雪罌粟)(Eomecon chionantha)、英名:Snow poppy
(解説)中国の東南部、四川省などに分布。5月から6月ごろ、花茎を伸ばして白色の花を咲かせる。毒蛇の解毒剤として使われるという。撮影:M-flower5さん
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クサノオウ属(Chelidonium)
・クサノオウ(草の黄)(Chelidonium majus var. asiaticum)
(解説)日本、東アジアの温帯地域に広く分布。また皮膚病の「くさ」(湿疹)を治す薬効があるために「瘡の王」との説もある。撮影:日本
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・ヤマブキソウ(山吹草)(Chelidonium japonicus)
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。別名で「クサヤマブキ」(草山吹)とも呼ばれる。撮影:M-flower5さん
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ケシ属(Papaver)
・アイスランドポピー(シベリア雛罌粟)(Papaver nudicaule)、英名:Arctic poppy、Iceland poppy
(解説)シベリアが原産。ふつうにポピーといえば、この花をいう。花色は、赤色やオレンジ、黄色にピンク、白色と豊富。撮影:日本
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・オニゲシ(鬼罌粟)(Papaver orientale)、英名:Oriental poppy
(解説)西南アジアのアルメニア、イラン北東部、トルコが原産。山地の下部から丘陵地帯の、日当たりが良く、砂礫の多い斜面や草原に自生。撮影:日本
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・ヒナゲシ(雛罌粟)(Papaver rhoca)、英名:Corn poppy
(解説)地中海沿岸から中央ヨーロッパが原産。別名で、「グビジンソウ」(虞美人草)、「ポピー」ともいう。撮影:イラン
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・ハカマオニゲシ(袴鬼罌粟)(Papaver bracteatum)、英名:Opium poppy
(解説)イランが原産。日本では栽培禁止種。花びらのすぐ真下に4-6枚のハカマがあるのが特徴。撮影:イラン
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ケマン属(Corydalis)
・ムラサキケマン(紫華鬘)(Corydalis incisa )
(解説)日本各地に生育する。別名で「ヤブケマン」(藪華鬘)とも呼ばれる。撮影:日本
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・シロヤブケマン(白藪華鬘)(Corydalis incisa f. pallescens)
(解説)ムラサキケマンの白花で、花びらの先端に紫色が残っている。真っ白なものを「ユキヤブケマン」というそうです。撮影:nekocchiさん
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コマクサ属(Dicentra)
・ケマンソウ(華鬘草)(Dicentra spectabilis)、英名:Bleeding heart
(解説)中国が原産。和名では、「タイツリソウ」、「ヨウラクボタン」などと呼ばれる。撮影:日本
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タケニグサ属(Macleaya)
・タケニグサ(竹似草)(Macleaya cordata)、英名:Plume poppy
(解説)日本、中国東部、台湾に分布。名前は、茎が中空で竹に似ていることから。別名で「チャンパギク」(占城菊)とも呼ばれる。撮影:nekocchiさん
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ハナビシソウ属(Eschscholtzia)
・ヒメハナビシソウ(姫花菱草)(Eschscholtzia caespitosa)
(解説)アメリカ合衆国カルフォルニアが原産。写真は園芸種。撮影:日本
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by FlowerPhotos | 2006-12-01 14:31
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