植物科別勉強中です。シソ科は大きな科です。 ほとんどは草本で、シソやハーブのように芳香があることが特徴です。
写真提供にご協力いただいているM-flower5さん、mintogreenさん、nekocchiさんは日本に在住の方です。 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。 アキギリ属(Salvia) ・アキノタムラソウ(秋の田村草)(Salvia japonica) (解説)東アジアに広く分布。山地や野原に生え、高さは20~80cm。撮影:日本 ・キバナアキギリ(黄花秋桐)(Salvia nipponica) (解説)本州福島県以南から四国、九州に分布。別名で「コトジソウ」(琴柱草)とも呼ばれる。撮影:nekocchiさん ・サルビア(緋衣草)(Salvia splendens)、英名:Scarlet sage (解説)ブラジルが原産。ふつうに「サルビア」と言えばこのスペレンデンスを指す。撮影:イラン ・サルビア・グルティノーサ(Salvia glutinosa) (解説)バルカン半島から西アジアが原産。サルビアでは珍しい黄色の花を付ける。撮影:ルーマニア ・サルビア・コッキネア(Salvia coccinea)、英名:Scarlet sage、Texas sage (解説)北アメリカから南アメリカにかけてが原産。写真のものは、園芸種の「コーラルニンフ」のようです。撮影:八丈島 ・サルビア・トメントーサ(Salvia tomentosa)、英名:Balsamic sage (解説)東ヨーロッパから西アジアに分布。6月から7月ごろ、淡い青紫色の花を咲かせる。撮影:イラン ・サルビア・ネモローサ(Salvia nemorosa) (解説)ヨーロッパから中央アジアにかけてが原産。花は紫~すみれ色で、小さいが花穂は長く、多数の花が着く。撮影:イラン ・サルビア・ファリナセア(Salvia farinacea)、英名:mealy sage (解説)米国南部~メキシコが原産。いわゆる「ブルーサルビア」。撮影:日本 ・サルビア・ベルティシターラ(Salvia verticillata) (解説)バルカン半島、西アジアが原産。藤色の小さな花を輪状に6,7段程度つける。撮影:ルーマニア ・シナノアキギリ(信濃秋桐)(Salvia koyamae) (解説)日本の固有種。群馬県、長野県に自生する。撮影:M-flower5さん ・チェリーセージ(Salvia greggii)、英名:Cherry sage、Autumn sage (解説)アメリカのテキサス州からメキシコが原産。花期は長く、5月から11月ごろまで咲き続ける。秋のお彼岸をすぎると濃い赤色になる。撮影:日本 ・パイナップルセージ(Salvia elegans)、英名:Pineapple sage (解説)メキシコおよびグアテマラが原産。葉には「パイナップル」にそっくりの香りがある。撮影:日本 ・ブルーサルビア(Salvia farinacea)、英名:Mealycup sage、Blue salvia (解説)アメリカのテキサス州からメキシコに分布。日本には昭和のはじめに渡来。撮影:日本 ・ボッグセージ(Salvia uliginosa)、英名:Bog sage (解説)ブラジル南部からウルグアイ、アルゼンチンに分布。沼や湿地に生える。撮影:日本 ・メキシカンセージ(Salvia leucantha)、英名:Mexican sage、Mexican bush sage (解説)メキシコから中央アメリカが原産。夏の終わりから秋にかけて、長い花穂を伸ばして、赤紫色のビロードのような花(萼)を咲かせる。撮影:日本 ・メドーセージ(Salvia guaranitica)、英名:Blue anise sage、Brazilian sage (解説)ブラジルおよびパラグアイ、アルゼンチン北部が原産。撮影:八丈島 イヌゴマ属(Stachys) ・ラムズイヤー(綿草石蚕)(Stachys bysantina)、英名:Lamb's ears (解説)トルコから南西アジアが原産。別名で、「ワタチョロギ」(綿草石蚕)とも呼ばれる。撮影:M-flower5さん ・スタキス属の花1(Stachys) (解説)イランの高原地帯で見られるスタキス属の花です。詳細不明・撮影:イラン ・スタキス属の花2(Stachys) (解説)イランの高原地帯にあるもので、イランでは乾燥させてお茶として飲んだそうです。撮影:イラン イヌコウジュ属(Mosla) ・イヌコウジュ(犬香需)(Mosla punctulata) (解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。撮影:ルーマニア イヌハッカ属(Nepeta) ・キャットミント(犬薄荷)(Nepeta x faassenii)、英名:Catmint (解説)地中海沿岸が原産。イランの高原地帯でみつけました。撮影:イラン ウツボグサ属(Prunella) ・ウツボグサ(靭草)(Prunella vulgaris ssp. asiatica) (解説)東アジアの温帯地域に広く分布。名前は、花序のかたちを矢を入れる靭(うつぼ)に見立てたことから。撮影:日本 ・セイヨウウツボグサ(西洋靭草)(Prunella vulgaris) (解説)ユーラシア大陸と北アメリカに広く分布。日本のウツボグサの近縁。撮影:ルーマニア オドリコソウ属(Lamium) ・オドリコソウ(踊子草)(Lamium album var. barbatum)、英名:White deadnettle (解説)東南アジアの温帯に広く分布。名前は、花の形が笠をかぶった踊り子のように見えることから。撮影:日本 ・ヒメオドリコソウ(姫踊子草)(Lamium purpureum)、英名:Red dead nettle (解説)ヨーロッパが原産。日本へは明治時代に渡来。今では全国各地に分布。撮影:日本 ・ホトケノザ(仏の座)(Lamium amplexicaule) (解説)ユーラシア大陸とアフリカ大陸に広く分布。名前は、葉を仏さまの蓮座に見立てたもの。春の七草のひとつ「ホトケノザ」は、キク科の「コオニタビラコ(子鬼田平子)」のこと。撮影:イラン ・ラミウム(Lamium maculatum)、英名:Lamium、Dead nettle (解説)ヨーロッパ原産のシソ科オドリコソウ属の総称。匍匐性がありグランドカバーに利用さ れる。撮影:mintogreenさん オルトシフォン属(Orthosiphon) ・ネコノヒゲ(猫の髭)(Orthosiphon aristatus)、英名:Cats whiskers (解説)インドから東南アジア、オーストラリアに広く分布。名前は、長い雄しべがネコのひげのように見えることから。撮影:マレイシア カキドオシ属(Glechoma) ・カキドオシ(垣通し)(Glechoma hederacea spp. grandis)、英名:Ground ivy (解説)北半球に広く分布。名前は、垣根の下を通り抜けるほど伸びることから。撮影:日本 カラミンサ属(Calamintha) ・カラミンサ・ネペタ(Calamintha nepeta)、英名:Lesser calamint (解説)ヨーロッパ南部から地中海沿岸が原産。葉にはつよいミントの香りがある。撮影:mintogreenさん カワミドリ属(Agastache) ・カワミドリ(川緑)(Agastache rugosa) (解説)日本、朝鮮半島、中国、シベリア東部に分布。漢方では「かっ香」と呼び、風邪や頭痛などに用いられる。撮影:ノルウェー キランソウ属(Ajuga) ・キランソウ(金瘡小草)(Ajuga decumbens)、英名:Creeping bugleweed (解説)東アジアに分布。別名に、「ジゴクノカマノフタ」(地獄の釜の蓋)、「コウボウソウ」(弘法草)、「イシャゴロシ」(医者殺し)などがある。撮影:日本 ・セイヨウジュウニヒトエ(西洋十二単)(Ajuga reptans)、英名:Bugle (解説)「ジュウニヒトエ」は、本州から四国の明るい雑木林に生える。本種は、ヨーロッパ原産の園芸種で、「西洋キランソウ」とも呼ばれる。撮影:日本 コウスイハッカ属(Melissa) ・レモンバーム(Melissa officinalis) (解説)南ヨーロッパ原産。学名はギリシア神話に由来する。英名は"Lemon balm"。和名は香水薄荷、西洋山薄荷。撮影:日本 (コリウスの花) シソ属(Perilla) ・アオジソ(青紫蘇)(Perilla frutescens var. acuta)、英名:Ao-shiso (解説)中国からヒマラヤが原産。日本には古く縄文時代に渡来。夏から秋にかけて、枝先に穂状花序をつけ、白色または薄紫色の小さな花を咲かせる。撮影:日本 ・アカジソ(赤紫蘇)(Perilla frutescens var. acuta)、英名:Shiso (解説)中国からヒマラヤが原産。日本には古く縄文時代に渡来。葉と茎が赤紫色で、夏から秋にかけて穂状花序に淡いピンク色の花を咲かせる。撮影:日本 ・エゴマ(荏胡麻)(Perilla frutescens var. frutescens)、英名:Beefsteak plant (解説)東南アジアが原産。日本にも古く縄文時代に存在。8月から9月ごろ、茎頂と葉腋に穂状花序をだし、白い唇形花を咲かせる。撮影:日本 タツナミソウ属(Scutellaria) ・オカタツナミソウ(丘立浪草)(Scutellaria brachyspica) (解説)本州、四国に分布。丘陵地の林の周辺に生える。撮影:nekocchiさん ・コバノタツナミ(Scutellaria indica L. var. parvifolia) (解説)関東南部以西に分布。別名で「ビロードタツナミ」とも呼ばれる。撮影:日本 ・タツナミソウ(立浪草)(Scutellaria indica)、英名:Japanese skullcap (解説)日本、朝鮮半島、中国、台湾、インドシナに分布。花色にはピンクや白もある。撮影:日本 ・スクテラリア(Scutellaria) (解説)園芸種。撮影:八丈島 トウバナ属(Clinopodium) ・トウバナ(塔花)(Clinopodium gracile)、英名:Slender wild basil (解説)日本に広く分布。田んぼの畔や道端に生える。名前は、花穂のかたちに由来。撮影:日本 ニガクサ属(Teucrium) ・ウォールジャーマンダー(Teucrium chamaedrys)、英名:Wall germander (解説)ヨーロッパ南部の地中海沿岸が原産。7月から9月ごろ、芳香のあるローズピンクの花を咲かせる。撮影:日本 ハッカ属(Mentha) ・アップルミント(Mentha suaveolens)、英名:Apple mint、Round-leaved mint (解説)ヨーロッパの西部から南部、西アジアにかけて分布。青リンゴの香りがあり、ハーブティーや香辛料、サラダなどに利用される。別名で「マルバハッカ」とも呼ばれる。撮影:日本 ・ハッカ(薄荷)(Mentha arvensis L. var.piperascens Malinv) (解説)ユーラシア大陸が原産。イランでは道端などに自生している。撮影:イラン ・ペパーミント(西洋薄荷)(Mentha piperita)、英名:Peppermint (解説)アメリカが原産。ペパーミント精油は、メントールの引き締まった鋭い香り。撮影:日本 ・ホースミント(Mentha longifolia)、英名:horse mint (解説)ユーラシア大陸が原産。イランでは道端などに自生している。撮影:イラン ハマゴウ属(Vitex) ・ニンジンボク(人参木)(Vitex cannabifolia) (解説)原産地は中国、名前は葉の形が薬用の人参類に似ていることから。セイヨウニンジンボクに比べて葉の幅が広く、鋸歯がある。撮影:日本 ハナトラノオ属(Physostegia) ・ハナトラノオ(花虎の尾)(Physostegia virginiana)、英名:Obedience plant (解説)アメリカの中・南部からメキシコが原産。日本へは明治時代に渡来。別名で「カクトラノオ」(角虎の尾)とも呼ばれる。撮影:日本 ハナハッカ属(Origanum) ・オレガノ(花薄荷)(Origanum vulgare)、英名:Oregano (解説)ヨーロッパから中央アジアが原産。葉には芳香と苦味があり、イタリア料理には欠 かせないハーブ。和名では「ハナハッカ」(花薄荷)と呼ばれる。撮影:nekocchiさん ・オレガノ・ケントビューティ(Origanum 'Kent Beauty') (解説)地中海、中央アジアが原産。'Kent Beauty'は品種名。別名で「ホップライクフラワー」とも呼ばれる。撮影:日本 プレクトランツス属(Plectranthus) ・プレクトランツス・モナラベンダー(Plectranthus cv. Mona Lavender)、英名:Spur flower、Mona Lavender (解説)南アフリカに自生する「プレクトランツス」の交雑種。園芸上のスエーデンアイビーの近縁。撮影:マレイシア フロミス属(Phlomis) ・エルサレムセージ(Phlomis fruticosa)、英名:Jerusalem sage (解説)ヨーロッパの地中海沿岸が原産。「セージ」の仲間ではない。香りが良いので、ポプリやドライフラワーに使われる。撮影:日本 マンネンロウ属(Rosmarinus) ・ローズマリー(迷迭香)(Rosmarinus officinalis) (解説)地中海沿岸地方が原産地。和名では「マンネンロウ」(迷迭香)。撮影:オランダ メハジキ属(Leonurus) ・キセワタ(被綿)(Leonurus macranthus Maxim) (解説)希少種。名前は『 花におおい着せる綿』の意味で、花冠の上に白毛があるからといわれる。撮影:日本 ・メハジキ(目弾き)(Leonurus japonicus) (解説)日本、朝鮮半島、中国、台湾、東南アジアに分布。原野や河原などに生える。葉は、根生葉と茎葉では大きくそのかたちが異なる。撮影:日本 メボウキ属(Ocimum) ・ダークオパールバジル(Ocimum basilicum cv. Purpurascens)、英名:Dark opal basil、Rubin basil (解説)熱帯アジアが原産の「スイートバジル」の改良品種。別名で、「赤バジリコ」とも呼ばれる。撮影:タイ モナルダ属(Monarda fistulosa) ・モナルダ・フィスツローサ(矢車薄荷)(Monarda fistulosa)、英名:Wild bergamot (解説)北アメリカの北東部からテキサス州が原産。花の香りがベルガモット・オレンジに似ているため、ハーブの一種として「ワイルドベルガモット」とも呼ばれる。撮影:日本 ラパンデュラ属(Lavandula) ・イングリッシュ・ラベンダー(Lavandula angustifolia)、英名:English lavender (解説)地中海沿岸が原産。「イングリッシュラベンダー」とも呼ばれる。撮影:日本 ・ラベンダー・ストエカス(Lavandula stoechas)、英名:French lavender (解説)ヨーロッパの南西部が原産。「フレンチ・ラベンダー」とも呼ばれる。撮影:日本 ・ラベンダー・ムルチフィダ(Lavandula multifida)、英名:Fernleaf lavender、Egyptian lavender (解説)地中海西部沿岸のイタリアやスペインに分布。別名で「レースラベンダー」とも呼ばれる。撮影:日本
by FlowerPhotos
| 2006-12-03 12:07
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