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セリ科(Apiaceae)

 植物科別勉強中、今回はセリ科です。世界に約300属3000種が広く分布し、ほとんどのものが草本のようです。食用、薬用など有用な種を多く含むそうですが、ドクゼリ、ドクニンジンなどの有毒植物も含まれます。
 写真提供にご協力をいただいているmintogreeさんは日本に在住の方です。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。


アンミ属(Ammi)
・アンミ・ヴィスナガ(Ammi visnaga)
(解説)和名ではドクゼリモドキ属といい、園芸では「レースフラワー」(Ammi majus)と呼ばれる。花期は6月~7月。撮影:ルーマニア
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ウイキョウ属(Foeniculum)
・スイートフェンエル(イタリア茴香)(Foeniculum vulgare var. dulce)、英名:Sweet fennel
(解説)ヨーロッパ南部から西アジアが原産。古代エジプトでは、すでに栽培が行われていたという。葉や種子は魚料理のハーブとして利用される。撮影:日本
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オオウイキョウ属(Ferula)
・オオウイキョウ(大茴香)(Ferula gummosa)
(解説)イラン、アフガニスタンなど中東に分布。樹脂ガルバヌムを採る。撮影:イラン
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コエンドロ属(Coriandrum)
・コリアンダー(Coriandrum sativum)、英名:Coriander
(解説)地中海沿岸からから西アジアが原産。古代エジプトの時代から香料として利用されてきている。葉は東南アジアの料理には欠かせない存在で、タイでは「パクチー」、台湾では「シャンツァイ」と呼ばれる。撮影:mintogreenさん
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シシウド属(Angelica)
・アシタバ(明日葉)(Angelica keiskei)
(解説)房総半島から紀伊半島、伊豆七島、小笠原諸島に分布。名前は、葉を摘んでも次の日には芽生えているくらい成長が早いことから。写真は八丈島で撮影したものです。撮影:八丈島
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(明日葉の花・・・撮影:mintogreenさん)
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・ハマウド(浜独活)(Angelica japonica)
(解説)日本、台湾、朝鮮半島の南部に分布。別名で「オニウド」と呼ばれ、食用にはならない。撮影:八丈島
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セリ属(Oenanthe)
・セリ(芹)(Oenanthe javanica)、英名:Water dropwort
(解説)日本、朝鮮半島、中国、東南アジア、オセアニアに広く分布。春の七草のひとつで、若菜は食用される。撮影:ルーマニア
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セントウソウ属(Chamaele)
・セントウソウ(仙洞草)(Chamaele decumbens)
(解説)北海道から九州にかけて分布。和名の由来は不詳。別名を「オウレンダマシ」(黄連騙し)という。撮影:nekocchiさん
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ハナウド属(Heracleum)
・オオハナウド(大花独活)(Heracleum dulce)、英名:Sweet cow parsnip
(解説)日本にあるオオハナウドと同じかどうか不明ですが、近縁種だと思われます。撮影:イラン
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プランゴス属(Prangos)
・プランゴス(Prangos)
(解説)イランの荒野に自生しているものです。詳細は不明です。撮影:イラン
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ミツバ属(Cryptotaenia)
・ミツバ(三葉)(Cryptotaenia japonica)、英名:Mitsuba
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。野菜のミツバはほとんどが水耕栽培のもの。撮影:日本
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by FlowerPhotos | 2006-12-03 21:51 | Comments(0)
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