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ナデシコ科(Caryophyllaceae)

 植物科別勉強中、今回はナデシコ科です。大和撫子と言われるように大変馴染みのある科です。
 写真提供にご協力をいただいているM-flower5さん、mintogreenさんは日本に在住の方です。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。


ウシハコベ属(Myosoton)
・ウシハコベ(牛繁縷)(Myosoton aquaticum)、英名:Water chickweed、Giant chickweed
(解説)北半球の温・暖帯地方に広く分布。雌しべの花柱が5個あるのが特徴。撮影:日本
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カスミソウ属(Gypsophila)
・カスミソウ(霞草)(Gypsophila elegans)、英名:babys breath
(解説)ウクライナ、イランが原産。カスミソウには二種類あり、切り花に使われるものは、「シュッコンカスミソウ」。撮影:mintogreenさん
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・ジプソフィラ・セラスティオイデス(Gypsophila cerastioides)
(解説)園芸種。別名で、「カーペットカスミソウ」ともいう。撮影:日本
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・ギプソフィラ・アレティオイデス(Gypsophila aretioides Boiss)
(解説)イランのラール国立公園でみつけたものです。ペルシャ語では「岩の花」と呼ばれます。岩に発生する露で水分補給をしています。撮影:イラン
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(拡大写真・・・黄色い花は別種です。)
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サボンソウ属(Saponaria)
・サボンソウ(さぼん草)(Saponaria officinalis)、英名:Soapwort
(解説)ヨーロッパに広く分布。日本へは明治時代のはじめに渡来。葉や茎、根には石けんの成分であるサポニンが含まれる。撮影:日本
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センノウ属(Lychnis)
・アメリカセンノウ(アメリカ仙翁)(Lychnis chalcedonica)、英名:Jerusalem cross、Maltese cross
(解説)ロシアの中央アジア地域が原産。花色は、普通は赤色だが、ピンクやオレンジ、白色もある。撮影:ルーマニア
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・スイセンノウ(酔仙翁)(Lychnis coronaria)、英名:Rose campion、Mullein pink
(解説)北アフリカやヨーロッパ南部、中東地域が原産。全体が白い細毛に被われているので「フランネル草」とも呼ばれる。撮影:日本
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・センノウ属の花(Lychnis)
(解説)イランの荒野に咲いていたものです。詳細は不明です。撮影:イラン
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ツメクサ属(Sagina)
・ツメクサ(爪草)(Sagina japonica)、英名:Japanese pearlwort
(解説)日本、朝鮮半島、中国、ヒマラヤに分布。名前は葉の形を鳥の爪に見立てたもの。撮影:日本
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ナデシコ属(Dianthus)
・カーネーション(Dianthus caryophyllus)、英名:Carnation
(解説)地中海沿岸、フランスの西・南部が原産。日本へは江戸時代にオランダから渡来し、「オランダセキチク」(石竹)と呼ばれた。撮影:イラン
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・カワラナデシコ(河原撫子)(Dianthus superbus var. longicalycinus)、英名:Fringed pink
(解説)日本、朝鮮半島、中国に分布。花弁が細かく糸状に裂けるのが特徴。別名で「ナデシコ」(河原撫子)や「ヤマトナデシコ」(大和撫子)とも呼ばれる。撮影:日本
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・ビジョナデシコ(美女撫子)(Dianthus barbatus)、英名:sweet william
(解説)欧州東南部が原産。別名で「ヒゲナデシコ」とも呼ばれる。茎の先端に多くの小さな花が集まり、細く尖ったヒゲのような苞が目立つ。撮影:イラン
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セキチク(石竹)(Dianthus chinensis)、英名:Chinese pink、Rainbow pink
(解説)中国の西南部が原産。日本へは平安時代に渡来。園芸品種も数多く作出され、花色も豊富。撮影:イラン
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・トコナツ(常夏)(Dianthus chinensis var. semperflorens)
(解説)平安時代に中国から渡来した「セキチク」の改良品種群。撮影:イラン
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ノミノツヅリ属(Arenaria)
・ノミノツヅリ(蚤の綴り)(Arenaria serpyllifolia)
(解説)全世界に分布。乾燥した道端や荒地に生える。撮影:日本
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ハコベ属(Stellaria)
・ミドリハコベ(緑繁縷)(Stellaria neglecta)、英名:Chickweed
(解説)日本各地に普通に見られる。「コハコベ」と合わせて「ハコベ」(繁縷)と呼ばれる。撮影:イラン
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シレネ属(Silene)
・フクロナデシコ(Silene pendula)、英名:drooping catch fly
(解説)地中海沿岸が原産。別名で「サクラギソウ」とも呼ばれる。撮影:イラン
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・ムシトリナデシコ(Silene armeria)、英名:Sweet William Catchfly
(解説)ヨーロッパが原産。現在は世界の温暖な地域に広く分布。日本へは江戸時代に観賞用として渡来。名前は、花序のつく節の下から粘液を分泌していて、これに虫が付くことから。イランでは、アルメリアと呼んでいました。撮影:イラン
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ミミナグサ属(Cerastium)
・シロミミナグサ(白耳菜草)(Cerastium tomemtosum)、英名:Snow in summer
(解説)ヨーロッパの山岳地帯から西アジアが原産。日当たりのよい乾燥した土地を好む。別名で、「ナツユキソウ」(夏雪草)とも呼ばれる。撮影:イラン
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・オランダミミナグサ(オランダ耳菜草)(Cerastium glomeratum)、英名:Mouse-eared chickweed
(解説)ヨーロッパが原産。日本へは明治時代の終わりごろに渡来。撮影:イラン
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by FlowerPhotos | 2006-12-05 12:21
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