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ヤシ科(Arecaceae)

 植物科別勉強中、今回はヤシ科です。熱帯地方を中心に230属、約3500種があるといい、日本には7種ほどが自生、または自生状態で見られるそうです。
 参考文献は、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”、”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”、”植物雑学事典(岡山理科大学)”を主としています。


アブラヤシ属(Elaeis)
・アブラヤシ(Elaeis guineensis、Elaeis oleifera)、英名:Oil Palm
(解説)ギニアアブラヤシとアメリカアブラヤシと二種類あるが、交配種もあるので、種名までは不明。撮影:タイ
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(アブラヤシの種子)
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カルヨタ属(Caryota)
・コモチクジャクヤシ(子持ち孔雀椰子)(Caryota mitis)、英名:Burmese fishtail palm
(解説)ビルマからマレー半島、フィリピンが原産。別名で「カブダチクジャクヤシ」(株立ち孔雀椰子)とも呼ばれる。撮影:八丈島
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ココヤシ属(Cocos)
・ココヤシ(ココ椰子)(Cocos nucifera)、英名:Coconut palm、Coco palm
(解説)東南アジアが原産だと考えられている。現在では世界の熱帯地域に広く植栽されている。果実は楕円形でココナッツと呼ばれる。撮影:タイ
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サラカヤシ属(Salacca)
・サラカヤシ(Salacca edulis)、英名:Salak, Snake palm
(解説)インドネシアからマレイシアが原産。果肉は薄いクリーム色で、リンゴのような甘酸っぱい味がする。撮影:タイ
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シュロ属(Trachycarpus)
・シュロ(棕櫚)(Trachycarpus fortunei)、英名:Chusan palm、Chinese windmill palm
(解説)日本の九州南部から中国南部が原産。今では関東地方以西の各地に植栽されている。撮影:日本
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シュロチク属(Rhapis)
・カンノンチク(観音竹)(Rhapis excelsa)、英名:Lady palm
(解説)中国南部が原産。日本では江戸時代のはじめから栽培が始まっている。撮影:八丈島
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ショウジョウヤシ属(Cyrtostachys)
・ヒメショウジョウヤシ(姫猩々椰子)(Cyrtostachys lakka)、英名:Red sealing wax palm
(解説)タイ南部からマレー半島、それにボルネオ島やスマトラ島に分布。熱帯アジアでは観賞用に広く植栽されている。撮影:タイ
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シラガヤシ属(Washingtonia)
・ワシントンヤシ(ワシントン椰子)(Washingtonia filifera)、英名:Desert fan palm、California fan palm
(解説)米国南部、メキシコに分布。和名では「シラガヤシ」(白髪椰子)と呼ばれる。撮影:イラン
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ダイオウヤシ属(Roystonea)
・ダイオウヤシ(大王椰子)(Roystonea regia)、英名:Royal palm、Cuban royal palm
(解説)アメリカのフロリダ州南部からキューバ、ホンジュラスに分布。撮影:日本
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トックリヤシ属(Hyophorbe)
・トックリヤシ(徳利椰子)(Hyophorbe lagenicaulis)、英名:Bottle palm
(解説)インド洋の西部、マスカリン諸島にあるレユニオン島の固有種。幹の基部は肥大して徳利形となっている。撮影:日本
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・トックリヤシモドキ(徳利椰子擬き)(Hyophorbe verschaffeltii)、英名:Spindle palm
(解説)インド洋の西部、マスカリン諸島にあるロドリゲス島の固有種。日本へは明治時代の末期に渡来。撮影:日本
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ナツメヤシ属(Phoenix)
・カナリーヤシ(Phoenix canariensis)、英名:Canary Island date palm
(解説)北アフリカ西岸にあるカナリア諸島の原産。一般に「フェニックス」と呼ばれる。撮影:日本
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・シンノウヤシ(親王椰子)(Phoenix roebelenii)、英名:Pygmy date palm
(解説)ビルマからインドシナ半島に分布。葉は生け花の材料にも用いられる。撮影:八丈島
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・デーツパーム(Phoenix dactylifera L.)、英名:Date Palm
(解説)イランが原産。ナツメヤシ(棗椰子)というのはナツメのような実をつける椰子の意。撮影:ドバイ
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ニッパヤシ属(Nypa)
・ニッパヤシ(ニッパ椰子)(Nypa fruticans)、英名:Mangrove palm
(解説)日本の南西諸島から東南アジア、オーストラリアや太平洋諸島に分布。湿地やマングローブ林に生える。タイでは葉をタバコの巻紙の代わりに使用している。撮影:タイ
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パナマソウ属(Carludovica)
・ヤバネパナマ(矢羽根パナマ)(Carludovica brachypus)
(解説)コスタリカが原産。パナマソウの仲間だが、葉は団扇状にならず、矢羽根のようなかたちをしている。撮影:マレイシア
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ビーチア属(Veitchia)
・マニラヤシ(マニラ椰子)(Veitchia merrillii)、英名:Manila palm、Adonidia palm
(解説)フィリピン原産のやや小型のヤシ。雌雄異株。撮影:日本
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ヒメヤシ属(Syagrus)
・ヒメヤシ(姫椰子)(Syagrus weddelliana)
(解説)ブラジルの南東部が原産。「ヤシ」のなかでは最も矮性。別名で「ブラジルヒメヤシ」とも呼ばれる。撮影:タイ
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ビンロウ属(Areca)
・ビンロウジュ(檳榔樹)(Areca catechu)、英名:Betel-nut palm、Pinang
(解説)インドからマレー半島に分布。果実は薄切りにして乾燥させ、石灰の粒とともにコショウ科の「キンマ」の葉に包んで噛む嗜好品として利用される。撮影:上の写真はタイ、下の写真はベトナム
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リクアラ属(Licuala)
・ウチワヤシ(団扇椰子)(Licuala grandis)、英名:Licuala palm、Vanuatu fan palm
(解説)南太平洋のソロモン諸島やバヌアツ諸島に分布。葉は大きな扇形で、葉身が分裂しない。別名で、「マルハウチワヤシ」とも呼ばれる。撮影:タイ
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by FlowerPhotos | 2006-12-08 07:24
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