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ギプソフィラ・アレティオイデス

イランにあるラール国立公園でみつけたものです。以前、記事にしたことがありますが、そのブログは消滅してしまいました。今回は、学名も調べてみました。この苔のような植物、ナデシコ科カスミソウ属(ギプソフィラ)なんです。

写真の中に見られる黄色い花は別種だと思います。この苔のようなものからは、小さな白い花がほとんど茎のない状態で咲くはずです。

この植物の成長について説明いたしましょう。一番下の写真を見ていただくと、左の方に岩に張り付いた茶色の部分が見えることと思います。そして、さらによく見ると灰色の部分が見えるでしょう。この灰色の部分から成長が始まります。

ラール国立公園では、冬の間は雪が降りますが、それ以外の季節ではほとんど降雨がありません。そういう環境ですから、この「岩の花」は岩につく露で水分を補給して成長します。本当に苔のような植物ですが、それがナデシコ科というのですから驚きです。

灰色の後、茶色に変化し、成長を続けます。私は最初、岩の鉄分が錆びたのたと思っていましたが、そうではありませんでした。茶色が緑色に変化すると成長は最終段階に到達します。撮影したのは、5月18日のことでした。7月頃、小さな白い花を咲かせることでしょう。

ナデシコ科
カスミソウ属(Gypsophila)
・ギプソフィラ・アレティオイデス(Gypsophila aretioides Boiss)
(解説)イランのラール国立公園でみつけたものです。ペルシャ語では「岩の花」と呼ばれます。撮影:イラン
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(黄色い花は別種のものです。)
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by FlowerPhotos | 2006-12-17 07:41 | 植物の写真
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