カテゴリ:植物の写真( 337 )

ストックシア・ブラフイカ(ムクロジ科)

ニシキギ科のマユミみたいな種子を持つ植物です。ニシキギ科にしては葉が細くて小さいので、いったい何という名前の植物かと調査していましたが、ムクロジ科でみつけました。

ストックシア、あるいは”Stocksia”で検索しても、日本語の文献はほとんどありませんでした。多分、ヨーロッパ、西アジアに分布する種類なのでしょう。私が撮影したのは、ノルウェーの植物園の中でした。名札がなかったので、ずっと名称不明だったものです。

およそ5万種を収録している植物図鑑、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”で、イランの野草を調べているときに、偶然に見つけたものでした。^^


ムクロジ科
ストックシア属(Stocksia)
・ストックシア・ブラフイカ(Stocksia brahuica)
(解説)花期は2月~4月。詳細不明。撮影:ノルウェー
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by FlowerPhotos | 2006-12-19 07:50 | 植物の写真

原種系チューリップ

こちらもラール国立公園でみつけたものです。以前、記事にしたことがありますが、学名までは調べていませんでした。

チューリップの原産地は、アナトリア、イランからパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンのステップ地帯だそうです。(出展:ウィキペディア)

そもそもラール国立公園という名前の「ラール」というのは、チューリップという意味だったと記憶しています。その場所にチューリップの原種が存在するのは当たり前でしょうか。

ユリ科
チューリップ属(Tulipa)
・チューリパ・モンタナ(Tulipa montana)
(解説)原種系チューリップ。イランの高原でみつけたものです。撮影:イラン
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・チューリパ・クリサンサ(Tulipa chrysantha)
(解説)原種系チューリップ。イランの高原でみつけたものです。撮影:イラン
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by FlowerPhotos | 2006-12-18 00:04 | 植物の写真

ギプソフィラ・アレティオイデス

イランにあるラール国立公園でみつけたものです。以前、記事にしたことがありますが、そのブログは消滅してしまいました。今回は、学名も調べてみました。この苔のような植物、ナデシコ科カスミソウ属(ギプソフィラ)なんです。

写真の中に見られる黄色い花は別種だと思います。この苔のようなものからは、小さな白い花がほとんど茎のない状態で咲くはずです。

この植物の成長について説明いたしましょう。一番下の写真を見ていただくと、左の方に岩に張り付いた茶色の部分が見えることと思います。そして、さらによく見ると灰色の部分が見えるでしょう。この灰色の部分から成長が始まります。

ラール国立公園では、冬の間は雪が降りますが、それ以外の季節ではほとんど降雨がありません。そういう環境ですから、この「岩の花」は岩につく露で水分を補給して成長します。本当に苔のような植物ですが、それがナデシコ科というのですから驚きです。

灰色の後、茶色に変化し、成長を続けます。私は最初、岩の鉄分が錆びたのたと思っていましたが、そうではありませんでした。茶色が緑色に変化すると成長は最終段階に到達します。撮影したのは、5月18日のことでした。7月頃、小さな白い花を咲かせることでしょう。

ナデシコ科
カスミソウ属(Gypsophila)
・ギプソフィラ・アレティオイデス(Gypsophila aretioides Boiss)
(解説)イランのラール国立公園でみつけたものです。ペルシャ語では「岩の花」と呼ばれます。撮影:イラン
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(黄色い花は別種のものです。)
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by FlowerPhotos | 2006-12-17 07:41 | 植物の写真

アストラガルス・ピクノセファルス

今回の花もイランの高原地域で見られるものです。綺麗な花ですが、鋭い棘がたくさんあります。正式名称を知らなかったので調べてみました。

マメ科ゲンゲ属のアストラガルス・ピクノセファルスというもののようです。山岳地帯を歩いていてよろけてしまい、この花に手をつきそうになってドキッとしました。手に突き刺さるでしょうからねぇ。(汗)


マメ科
ゲンゲ属(Astragalus)
・アストラガルス・ピクノセファルス(Astragalus pycnocephalus)
(解説)イランの高原地域でみつけたものです。全体で丸くなります。撮影:イラン
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by FlowerPhotos | 2006-12-16 00:50 | 植物の写真

ソレナンサス・スタミネウス(ムラサキ科)

イランの高原では多くの花の写真を撮りましたが、あまり一般的なものでないため、名称調べは後回しにしていました。幸い、”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”というイランでみられるほとんどすべての植物が掲載されている植物図鑑があるので調べることは可能です。

ただ、5万種もの植物が掲載されているため、目的の植物を見つけ出すのが大変なんです。少なくとも何科なのか分からないととても探せるものではありません。

今回の植物は、ラール国立公園でみつけたものです。花の色、正確にはガクかな、長いおしべ、大きな葉、これらの特徴をみると、ムラサキ科の植物かも知れないという見当をつけました。ムラサキ科というと、日本でみられるものは、ワスレナグサ、コンフリー、ヘリオトロープくらいでしょうが、イランの荒野にはさまざまな種類が見られます。

ムラサキ科の図鑑を探していると、案の定探しているものがありました。^^

ソレナンサス属(Solenanthus)
・ソレナンサス・スタミネウス(Solenanthus stamineus)
(解説)イランのラール国立公園でみつけたものです。花期は5月~7月。撮影:イラン
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因みに、イランで見られるムラサキ科の植物を紹介しておきますね。

(アンキューサ)
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(オノスマ)
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(ノネア)
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by FlowerPhotos | 2006-12-15 08:04 | 植物の写真

エルムルス・スペクタビリス(ユリ科)

イランの最高峰ダマヴァンド山の周辺にポピーを見に行ったときにみつけた花なんですが、ずっと名前が分かりませんでした。高山植物だから、名前調べは難しいだろう思い、放っておいたとも言えます。

ところが、私がイランで買った植物図鑑”Flora of Iran by Ahmad Ghahreman”が無事に日本に届いているのでした。イランにある植物なら調べられないはずはないと思い、改めて名称調べをする気になったのです。植物の勉強をかれこれ4年くらいやって来ましたから、少しは科名など見当をつけられるようになっていますしね。

今回のものは、ユリ科のエルムルス属スペクタビリスというもののようです。英名の「砂漠のキャンドル」という名前はロマンティックですね。^^

ユリ科
エルムルス属(Eremurus)
・エルムルス・スペクタビリス(Eremurus spectabilis)、英名:Desert-candle
(解説)イラン、アフガニスタン、ヒマラヤ辺りが原産。花期は5月~7月。ダマヴァンド周辺でみつけたものです。撮影:イラン
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by FlowerPhotos | 2006-12-14 01:34 | 植物の写真

ルエリア・キリオサ(キツネノマゴ科)

ルーマニアに行ったときに、温室の中で撮影した花ですが、その後ずっと名前が分かりませんでした。見た目で、キツネノマゴ科ルイラソウ属のルエリアじゃないかとは見当はついていたのですが、名前まで見つけ出すことはできませんでした。

実はこの花、温室の中で咲いていたと言っても、展示用の鉢の周囲で雑草のように地面から出て繁殖していました。多分、種がこぼれて繁殖したのでしょう。そういうことで現地では名前が分からなかったのです。

今日、改めて調べてみようとしたら、なんといつも参考にさせていただいている ”shu(^^)ボタニックガーデン(Shu Suehiroさん)”のキツネノマゴ科の中にあるではありませんか。以前にも調べているはずなのにおかしいなぁと思って、その記事の写真の撮影年月日を見て合点しました。2006年8月29日となっていますから、最近追加されたものだったのです。


キツネノマゴ科
ルイラソウ属(Ruellia)
・ルエリア・キリオサ(Ruellia caroliniensis ssp. ciliosa)、英名:Carolina wild petunia
(解説)アメリカの東南部に分布。8月から9月ごろ茎頂に紫色の花を咲かせる。撮影:ルーマニア
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by FlowerPhotos | 2006-12-13 10:18 | 植物の写真